受験について相談を受けるとき、「自分の実力と合格レベルの差をイメージできる」ということが重要だと感じます。
現状の成績と合格レベルとの差を、簡単に埋められると思っているのではないでしょうか。偏差値40~50程度で6月にスタートして、その年度の難関大学、医学部合格を果たした例もいくつか知っています。しかし、これを実現するのが簡単ではありません。
どうすれば現実的に差を認識し、その差を埋めるための効果的な学習ができるのでしょう。
まず、自分の成績を厳しく見るようにしましょう。厳しく見ると言うのは、「頑張れば何とかなる」と安易に考えないことです。頑張るのは、難関大学合格を目指す受験生なら当たり前のこと。
具体的に何ができないか。どうすれば克服できるか。ここの考え方が重要です。
勉強は、やればすぐできるようにはなりません。だから多くの受験生がすべてを投げ打って学習に没頭するのです。まあ、すべてを投げ打って学習した子は、近い将来に目標を現実にするでしょうけど。
勉強、理解、暗記、思考して、試験まで忘れないようにするのが難しいから、多くの受験生が本当に苦労してます。やった人にだけ分かる話です。試験の日にアウトプットできることが必要なのです。
そのために、合格レベルをよく知り、自分の実力と合格レベルの差を客観的に計り、足りないところを補う必要があります。
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